整備機器の販売などを手がけるファインピース(木下寛士代表取締役CEO、東京都新宿区)は29日、補修部品や工具、カーケア用品販売のオンラインサイトで共同購買サービス「ソーシャル型共同購買」を始めたと発表した。同社によると、組織や団体の垣根を越えた共同購買はオートアフターマーケットでは初となる。商品ごとに設定するユーザー数を満たせば、卸売価格の1~4割安く購入できる。
業界団体や組合が行っている共同購買を販売サイトのユーザー同士でできるようにした。対象商品はユーザーの要望を反映して順次拡充する予定で、300万~1千万円程度の整備機器もラインアップに加えていく。会員制交流サイト(SNS)やウェブ広告を中心に商品情報を提供することで販売価格を抑える。
また、消耗品をサブスクリプション(定額課金)方式で販売するサービスの提供も今後始める。購入方法を多様化させることでユーザーの利便性を高めるとともに、将来的にはアフターマーケット以外の業種にも製品を広げる計画だ。
「FINE PIECE ソーシャル型共同購買」について
https://finepiece.delivery/page/sec
※対象商品は、連日追加予定。